統合失調症で慢性肺疾患がある利用者への訪問看護を行った経験のある看護師11名に、そのアセスメントと訪問看護ケアについてインタビューを実施した。訪問看護師は精神機能、呼吸状態、活動への影響、サポート者との関係、治療の状況に加えて利用者の喫煙・COPDとのつきあい方、地域生活での望みについてのアセスメントを行っていた。 訪問看護ケアとしては呼吸管理・薬物療法・身体健康管理を支えるケア・関係者間を調整するケアに加えて、ケアを受け入れてもらえる人間関係、利用者の精神的な特徴を理解したうえでの関わりと、利用者が自分なりの方法でCOPDとつきあいながら望む地域生活を送ることを大事にケアを行っていた。
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