3T3-L1脂肪細胞をパルミチン酸で刺激するとMCP-1及びTNF-αのmRNA発現が増加し、EPA投与で抑制された。GPR120をノックダウンするとEPAによる作用は見られなくなった。EPAの前処置はパルミチン酸刺激によるNF-κBp65のリン酸化を抑制した。パルミチン酸刺激でTAK1-TAB1複合体形成は増加したが、EPAの投与で抑制された。動物実験ではHFHS食群の精巣上体脂肪組織ではコントロール食群と比較してCLS形成の増加が認められたが、EPA混餌で抑制された。HFHS食群脂肪組織でJNK、NF-κB p65のリン酸化が上昇していたが、EPA投与により抑制された。
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