本研究の特徴は、近年制定・実施されたメコン地域諸国の障害者関連諸施策の比較に焦点を当てることにあった。まだ内容が新しく日本では研究が進んでいないため、比較可能で明らかにすべき内容を整理することができた。また、障害当事者で国レベルで活発に活動しているキーパーソン、政府の政策担当者および大学関係者を巻き込んだ同トピックの研究に関する人的ネットワークを構築することができた。なお、現地の大学を拠点に作成している東南アジアの人権に関するテキストブックの共著者の一人として、本研究結果の一部を紹介(英語版)することになっている。
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