研究課題
研究活動スタート支援
本研究の目的は、CLILに基づいた指導のモデルを提案し、現場の教員がCLIL授業の参考にできるような教材集を作成すること、およびCLILの指導法に関する教員養成プログラムモデルを進めていくことである。その結果、授業を通して、英語と文化体験、文化遺産について学ぶことを目指した実践を重ね、児童・生徒に効果的なCLIL授業を行うことができた。また、教員研修会の指導助言・講師を通して、CLIL授業づくりに興味・関心を抱く教員への支援ができた。
外国語教育
実践を積み重ねることで、日本の伝統工芸・伝統文化を扱ったCLILの授業づくりのモデルを示し、現場の教員がCLIL授業を行う際の参考になるCLIL教材集を刊行することができた。また、CLIL教員養成に関して、CLILに対する現場の教員の期待や不安を明確にし、小中学校の教員が一人で指導できるようになるための、教員養成プログラムモデルを構築することができた。本研究成果は小中学校における教科連携授業実践の資料の蓄積となり、またCLILに興味・関心を抱く教員の助けとなり、社会的にも意義が深いと考える。