在宅療養者が緊急対応を要請する出来事(リスク)もなく、安全・安心した生活を継続できるために、卓越した10人の訪問看護師にリスクとその支援、予防策について面接調査を行い、質的に分析した。結果、訪問看護師は【リスクを軽減するために必要な情報を得る】を行い、リスク発生について在宅療養者の状態および在宅療養者と家族(以下、利用者)のケア力をアセスメントし、【利用者が緊急対応を要請しやすい態勢をつくる】【安全な療養環境を整える】【予測して、医師の医療上の指示を得て備える】【在宅療養者自身のケア力を高め、支える】【家族のケア力を高め、支える】を行っていた。この結果を小冊子に作り、訪問看護事業所に配布した。
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