研究課題
研究活動スタート支援
超音波3次元ドプラ灌流評価ファントムを用いて、探触子の走査速度、皮膚表面との圧による超音波ドプラ画像の変化を測定した。探触子に対するドプラーのファントムは常に垂直方向の反射であった。実際の生体内を再現するためには、蛇行性のカーブが必要であった。血管が枝分かれする毎に、対応する血管が増え直線的でないリンパ節は評価が困難であった。今後は、直線的でない流れに対して対応できるファントムの開発が必要である。
画像診断学
頸部リンパ節の超音波診断において、これまでの研究では考慮されていなかった検査者間の超音波画像の差異について、その差異をなくし平準化した画像を解析した上で数値化された超音波診断基準の作成を行うところに本研究の学術的意義がある。本研究の成果は、超音波検査の経験が浅い検査者においても診断能の向上が図れることができ社会的意義がある。