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2019 年度 実績報告書

神経・免疫クロストークによる大脳皮質形成制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17J04561
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

森本 桂子  慶應義塾大学, 医学部, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2017-04-26 – 2020-03-31
キーワードミクログリア / 大脳皮質形成
研究実績の概要

神経系と免疫系はともに多様性と特異性を兼ね備えた特殊なシステムであることから、これらの機能が共通の分子を用いたり、相互に影響し合うことで担保されていると考えられている。近年、このような神経・免疫クロストークを示唆する報告が相次いでいるが、これらの報告は成体での研究が主であり、脳発生期に関する知見は未だ限られている(Morimoto and Nakajima. Front Neurosci. 13:916, 2019)。
今回の研究により脳発生期においては成体での恒常状態以上にミクログリアが活性化した状態にあり、その局在や数をダイナミックに変化させていることが明らかになった。また、ミクログリアが回路形成中の神経細胞の軸索とも頻繁に接触していることなどを共焦点顕微鏡を用いて観察している。さらに免疫系で重要な分子が発生期脳にも発現していることを見出しており今後その分子の機能に関してもさらに解析を進めていく予定である。

現在までの達成度 (段落)

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Role of the Immune System in the Development of the Central Nervous System.2019

    • 著者名/発表者名
      Keiko Morimoto and Kazunori Nakajima
    • 雑誌名

      Frontiers in Neuroscience

      巻: 13 ページ: -

    • DOI

      10.3389/fnins.2019.00916

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2021-01-27  

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