研究課題
本研究の目的は、ブラウアーグラフ多元環の傾対象の組合せ的分類を与えることであった。前年度までにブラウアーグラフ多元環とアークシステムを持つ装飾点付曲面との関係を明らかにし、前傾複体と呼ばれる傾複体よりも弱い概念と曲面上の「非交差」な曲線の集合の間の対応を得た。該当年度の目標は、この対応を強めて、傾対象の曲面上の組合せ的解釈を与えることであった。残念ながらこの目標を達成することはできなかった。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。