生物資源評価のための統計的モデリングに関しては,全米熱帯マグロ類委員会のCleridy E. Lennert-Cody氏と共同で,クロトガリザメの生息数指標への環境の影響,および,マグロ巻き網船の操業位置に基づく漁業者の協調関係についてモデルを提案して解析し,それぞれ学術論文として公刊された.分布の空間クラスタリングの研究は学術誌に論文を投稿し査読中である. 環境リスク解析に関しては, コロナ禍によりデータの性質が変わってしまったため、大気中のPM2.5濃度の健康への影響調査研究は中止になったが,児童の肺機能成長に関する論文が1編公刊された.他に関連した理論の論文が5編公刊された.
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