研究課題
環境・生態リスク低減のための環境データ解析において、環境データの取得法および統計モデルの構築について研究を行った。具体的には、環境汚染発生源解析のためのリモートセンシングとして、従来、気象観測等に用いられてきたマイクロ波技術に着目し、円偏波マイクロ波を用いた方法により平均水位の変化を精度良く推定するための方法を検討した。これらの成果は学術論文2件を国際学術誌 Journal of Electromagnetics および International Journal of Communications に発表し、千葉大学で開催された環境リモートセンシングシンポジウムにおいて口頭発表を行った。加えて、米収穫後の田園地帯における大気中ダイオキシン類濃度の日間変動の要因についてベイズ型半因子モデルを用いて再検討した。また、東京湾水質の長期変動を推定するための時空間モデルについて検討し、Kunming で開催された International Conference on Environmental Statistics において口頭発表した。更に、リスク絡みの問題として形態学的変数と血行力学的パラメータを用いた脳動脈瘤破裂状態の機械学習分類についても検討し、学術論文を国際学術誌 Radiology: Artificial Intelligence に発表した。
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 2件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)
Radiology: Artificial Intelligence
巻: 2 ページ: e190077~e190077
10.1148/ryai.2019190077
Journal of Electromagnetics
巻: 4 ページ: 14-18
International Journal of Communications
巻: 4 ページ: 23-27