研究課題/領域番号 |
17K00077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム
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研究機関 | 近畿大学 (2018-2019) 大阪大学 (2017) |
研究代表者 |
武内 良典 近畿大学, 理工学部, 教授 (70242245)
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研究分担者 |
劉 載勲 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (70726976)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 低消費電力量化 / 専用プロセッサ設計 |
研究成果の概要 |
IoT機器は、センシングしたデータを無線通信により、サーバへ送信する。本研究では、この無線通信で消費される電力量が、IoT機器で消費される電力量の大部分を占めていることから、センシングしたデータを圧縮し通信量を削減することで全体の低消費電力量化を行うための研究を進めた。通信量を圧縮する処理も消費電力を消費するため、圧縮処理を低電力量化するための方法として、専用プロセッサに拡張命令を追加し実現する方法と、単一の記述からハードウェアとソフトウェアを同時に生成する手法を提案した。
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自由記述の分野 |
集積システム設計
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、我々の社会はIoT時代を迎えている。IoT時代で重要な役割を果たすのは、情報センシングデバイスであり、いかに多くの情報センシングデバイスから情報をセンシングするかが重要である。しかしながら、IoT機器が高消費電力だと、電池での駆動時間も少なく、頻繁な電池の交換、頻繁な充電の問題が発生し、IoT機器を増やす障害となってしまう。本研究は、低消費電力量化を実現するシステムの生成法を提案しており、今後より低電力量な機器の開発につながっていくと考えられる。
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