本課題では、自動車走行の環境や計画に依存して動作する機能が定まり、延いてはIVNS内でアクティブとなる通信信号が定まる点に注目し、動作モードの概念を導入した。通信信号とは、送信ノード、受信ノード集合、一つのメッセージ当りのデータ量、メッセージの送信要求周期、及び相対デッドライン時刻の5つ組で規定される送信ノードの振る舞いを指す。動作モードはそれが対象とする状況でアクティブな通信信号の集合を定め、適応的に切り替えて用いられる。本課題では、自動車走行の環境や計画に依存してIVNSの動作モードを適応的に切り替え、通信資源の浪費を排除しする、部材コストに優れたIVNSを自動合成する設計技術を研究した。
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