本研究課題では,Degree/Diameter Programの研究成果をOrder/Degree Programに接続するためのアルゴリズム開発を行った.手動でCayleyグラフをODPに適用する方法によってODPが解けることが示され,その成果をIEICE論文誌で報告した.また,グラフ処理アクセラレータは,グラフをストリームで処理するためのデータ構造の提案し,IEICE RECONF研究会にて報告した.グラフ処理アクセラレータの開発において,平均最短経路長ASPLの計算が課題であると明確になったが,その解決には至らなかった.しかし,この検討で,シリアル概略加算器を発明し,特許を出願した.
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