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2022 年度 研究成果報告書

FPGAクラスタにおけるクラスタ内・クラスタ間ネットワークの開発に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K00087
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 計算機システム
研究機関湘南工科大学

研究代表者

三浦 康之  湘南工科大学, 情報学部, 教授 (40440292)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワードコンピュータアーキテクチャ / FPGA / 並列処理 / 相互結合ネットワーク
研究成果の概要

本研究は、FPGAクラスタにおける汎用的なクラスタ内・クラスタ間通信のためのフレームワークの構築を目的としている。本研究計画では、Altera FPGAの開発環境の枠組みを用いて、パケット交換方式によるFPGA内のメモリモジュール・外部メモリ等、ボード間通信を含む様々なモジュール間通信機能を実現するコンポーネントを構築した。
上記につき、「Avalon-Streamingインターフェイスを用いた一対一のモジュール間通信機能の実現」「複数のソフトコア・プロセッサが同時に稼働するシステムの試作と実験」を実現し、複数ボードにおける多対多の通信インターフェイスとなるルータ回路を実現した。

自由記述の分野

コンピュータアーキテクチャ

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで、FPGA間の通信は開発者が定義し、個別に開発を行うのは一般的であった。本研究計画では、従来のQsysの枠組みを利用しつつ、Avalon-Streaming interfaceの活用により、パケット通信の手法を取り入れることによって、FPGAボード間にまたがるメモリアクセスを抽象化するフレームワークを提供する。本研究計画の成果により、ユーザーロジックを開発する各ユーザーは、ボードの内部と外部を意識することなく、統一的なメモリ空間により、メモリ、PCIインターフェイスなどのアクセスが可能となり、FPGAクラスタのためのユーザーロジックの開発期間が大幅に短縮される。

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公開日: 2024-01-30  

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