研究課題/領域番号 |
17K00280
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研究機関 | 東京電機大学 |
研究代表者 |
長谷川 誠 東京電機大学, 工学部, 教授 (80303171)
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研究分担者 |
岡 芳樹 鈴鹿工業高等専門学校, その他部局等, 助教 (30751797)
石原 聖司 東京電機大学, 理工学部, 教授 (50351656)
古川 貴雄 共立女子大学, 家政学部, 教授 (70262699)
増田 修 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (90775967)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | ドットスクリーン / アノトドット / ディジタルペン / 筆記 / 新方法の提案 / 高解像度 |
研究実績の概要 |
ペーパクラフトではポリゴンサイズを大きくしなくてはならず,低解像度が問題になっていた.そこで,スクリーンにアノトドットが印刷されている「ドットスクリーン」を用いた新たな方法を提案した.ドットスクリーンに三次元コンピュータグラフィックスツールの操作画面をプロジェクタで投影し,ディジタルペンで筆記する方法である.ペーパクラフトを作成する必要はなくなり,ポリゴンを削減,ポリゴンサイズを大きくすることなく,高解像度の三次元モデルに筆記することが可能となった. 美容ファッションを対象に提案方法の応用を検討している.特に,3次元撮影した顔モデルに筆記するシステムや,衣服のデザイン支援システムについて検討を始めた. 国内会議(映像情報メディア学会年次大会)1件,科学雑誌(画像ラボ)への掲載1件,国際会議(IWAIT2018)1件で発表した.なお,現在,国際会議1件に投稿中であり,結果待ちの状況である. なお,30年度以降の重点課題を前倒しで検討を始めている.特に,3Dプリンタで出力された模型に筆記する方法が固まりつつある.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ペーパクラフトを用いる方法からドットスクリーンを用いる方法へ変更したが,それにより各分野への展開が容易になった.ジャーナル論文発表には至らなかったが,国際会議発表を1件実施することができた.また,30年度以降の重点課題を前倒しで検討を始めており,おおむね順調であると考える.
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今後の研究の推進方策 |
美容ファッションへの応用を先行させ,その他,医療,教育,エンターティンメントへの応用について検討,成果を国内,国際会議で発表する.3Dプリンタで出力された模型に筆記する方法を検証し,発表する.
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次年度使用額が生じた理由 |
主な理由は,国際会議発表に要する金額が想定以下であったため.
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