研究成果の概要 |
自然免疫系タンパク質STINGの遺伝子変異により引き起こされる過剰活性化による自己免疫疾患の発症機構解明のため、シグナル伝達解析によく利用されるPDZやGPCRタンパク質を例に、アミノ酸変異やリガンド結合が導くタンパク質の微細な揺らぎの変化を抽出する手法(Tsuchiya et al, JCIM, 2019; Tsuchiya et al, SciRep, 2021)を開発した。ヒトSTINGの野生型、リガンド結合型および変異体の膜貫通領域を含む全原子モデルを構築し、より複雑なSTING系への応用を進めている。
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