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2019 年度 実績報告書

地域とともにつくる地方仏の映像アーカイブとその普及・活用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K00468
研究機関椙山女学園大学

研究代表者

見田 隆鑑  椙山女学園大学, 文化情報学部, 准教授 (30634365)

研究分担者 栃窪 優二  椙山女学園大学, 文化情報学部, 教授 (60465507)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードデジタルアーカイブ / 地方仏 / 文化財 / 仏像 / 仏教美術 / 映像ジャーナリズム / 地域連携 / 官学連携
研究実績の概要

2019年度は、一宮市、大府市、大治町の仏像を紹介する映像作品を計12本を制作・公開した。一宮市では、前年度に撮影を実施した妙興寺の仏殿の釈迦三尊像、開山堂の大応国師坐像、大照禅師坐像、方丈の如意輪観音菩薩坐像、三門楼上の釈迦三尊および十六羅漢像、仏殿内の二天像の5本について編集作業を行い公開した。また、妙興寺の塔頭である來薫院の本尊聖観音菩薩坐像(未指定)および耕雲院の本尊大日如来坐像と不動明王立像についても撮影を実施・公開した。これら一宮市・仏像シリーズと題した映像作品のうち、妙興寺に関する5本は2019年度に一宮市のシティーケーブル(ICC)の番組内でも放送された。また、一宮市仏像シリーズ計8本については、2020年度にもICCで4月~11月にかけて月1本ペースで放映される予定である。
大府市では、ここ数年、大府市歴史民俗資料館と連携して行っている大府市仏像シリーズとして市内の東光寺、光善寺、普門寺の3ヶ寺について撮影を実施し、制作した映像を公開した。当初はもう一ヶ寺撮影を行うべく撮影台本の制作まで作業を進めていたが、管理者の事情で2019年度は撮影を見送る形となった。
加えて、一宮市の妙興寺との関係から、愛知県海部郡大治町にある慈雲寺の秘仏・木造十一面観音菩薩立像の撮影の依頼を受け、2020年3月末に撮影・編集を実施した。この秘仏の開帳が2020年4月18日~20日に予定されていることから、映像の公開については、4月に入ってからの公開とした。
いずれの作品も椙山女学園大学のYouTubeチャンネル及び研究代表者が管理する「地域文化・仏像バーチャルミュージアム」で公開している。また、2019年度は最終年度にあたることから、これまでの活動をまとめる形で「地域とともにつくる地方仏の映像アーカイブとその普及・活用に関する研究」と題する論文を投稿し、2020年3月に刊行した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2020 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 備考 (4件)

  • [雑誌論文] 地域とともにつくる地方仏の映像アーカイブとその普及・活用に関する研究2020

    • 著者名/発表者名
      見田隆鑑・栃窪優二
    • 雑誌名

      椙山女学園大学研究論集

      巻: 第51号 ページ: 39-56

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [備考] 地域文化・仏像バーチャルミュージアム

    • URL

      http://bjvm.ci.sugiyama-u.ac.jp/

  • [備考] デジタル明王図像集

    • URL

      http://bjvm.ci.sugiyama-u.ac.jp/vidya/

  • [備考] 椙山女学園大学YouTubeチャンネル

    • URL

      https://www.youtube.com/user/SugiyamaUniv

  • [備考] 映像で伝える!ジャーナリズムの世界~椙山女学園大学 栃窪研究室~

    • URL

      http://tochikubo.ci.sugiyama-u.ac.jp/

URL: 

公開日: 2021-01-27  

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