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2019 年度 研究成果報告書

ネオニコチノイド系農薬の環境における残留性と分解菌との関連性の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K00616
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 環境モデリング・保全修復技術
研究機関近畿大学

研究代表者

森 美穂  近畿大学, 農学部, 准教授 (70581031)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードネオニコチノイド農薬 / ジノテフラン / イミダクロプリド / 分解菌 / 影響評価
研究成果の概要

屋外に設置した人工水田におけるジノテフランとイミダクロプリドの連用による環境中への残留性を明らかにするとともに、水質や微生物の菌数・菌叢の変化を経時的に調査した。土壌中のジノテフラン濃度は、1年目と比較して2年目において、期間を通じて上回っており、イミダクロプリド濃度は、年度ごとに残留濃度が高くなる傾向がみられた。水質項目と微生物数・種類は、農薬散布による大きな差異は認められなかった。

自由記述の分野

環境微生物

研究成果の学術的意義や社会的意義

微生物は生態系で主に分解者として重要な役割を担っているので、ネオニコチノイド系農薬によるそれらの生物活性や多様性の変化を屋外試験で調べる必要がある。その際には、実現場での使用を想定し、長期間・連続施用における環境中の残留性・蓄積性を明らかにし、分解菌を含む微生物生態系との関連性を明らかにすることが重要である。また、分解経路や分解産物を明らかにすることは、バイオレメディエーションの観点から重要である。

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公開日: 2021-02-19  

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