研究課題
2020年度までの研究における大きな成果は、効率的な水素の分離回収に対し、その際に開発した分離膜とは別に、PVA単独の膜を別途導入させた手法を提案・開発した点である。結果、当初の目標であった、効率的で新たな水素精製プロセスを開発することが出来た。これまでの成果を総括すると、高分子をベースとした、耐久性を有した分離膜を開発した。その後、ガス分離ユニットに、開発した分離膜とは別の高分子膜を導入することで、新規な水素精製プロセスを開発することが出来た。以上の技術開発に関連した成果に対し、2021年度には、英文ジャーナルに2報投稿し、何れも受理された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
Polymers for Advanced Technologies
巻: 33 ページ: 1677-1684
10.1002/pat.5630
Journal of Macromolecular Science, Part A: Pure and Applied Chemistry
巻: 58 ページ: 849-859
10.1080/10601325.2021.1961589