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2022 年度 研究成果報告書

ゴマリグナン類の抗がん作用の機能解明

研究課題

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研究課題/領域番号 17K00874
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関東北医科薬科大学

研究代表者

藤村 務  東北医科薬科大学, 薬学部, 教授 (70245778)

研究分担者 蓬田 伸  東北医科薬科大学, 薬学部, 准教授 (80230845)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワードゴマリグナン類 / セサミン / セサモール / 抗がん作用 / 細胞増殖抑制作用 / アポトーシス誘導 / 薬剤耐性 / 網羅的なタンパク質解析
研究成果の概要

ゴマに含まれるゴマリグナン類はがんの発生要因の一つである活性酸素を除去する作用(抗酸化作用)を有する生理活性物質として注目されている。ゴマリグナンの一種であるセサミン及びセサモールの抗がん作用を確認した。K562細胞に対してセサミン及びセサモールは抗がん作用を示した。注目すべき点はK562/DOX細胞に対しても、セサミン及びセサモールは抗がん作用を示した。このことは、抗がん剤が効きにくくなったがん患者に対してもセサミン及びセサモールによる抗がん作用の期待が持てる。また、セサミン及びセサモールは健康に良い食品やサプリメントとして摂取可能であることから、がんの予防、治療に期待が持てる。

自由記述の分野

オミクス解析

研究成果の学術的意義や社会的意義

ゴマリグナンの一種であるセサミン及びセサモールの抗がん作用(細胞増殖抑制作用)を確認した。K562細胞に対してセサミン及びセサモールは細胞増殖抑制作用を示した。注目すべき点はK562/DOX細胞に対しても、セサミン及びセサモールは細胞増殖抑制作用を示した。このことは、抗がん剤が効きにくくなったがん患者に対しても(薬剤耐性患者)セサミン及びセサモールによる抗がん作用の期待が持てる。また、セサミン及びセサモールは健康に良い食品やサプリメントとして摂取可能であることから、がんの予防、治療に関連する医療費の増加を大幅に抑制できる。

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公開日: 2024-01-30  

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