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2019 年度 研究成果報告書

抗酸化物質の飲み頃を探る

研究課題

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研究課題/領域番号 17K00878
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

大澤 要介  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (50528429)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードペルオキシレドキシン / スルフィレドキシン / 概日リズム / 酸化還元リズム / BRET / 抗酸化物質 / ピルビン酸 / 無血清培養
研究成果の概要

本研究では擬似赤血球の酸化還元リズムの発生に効果的な物質として、ピルビン酸を同定した。ピルビン酸は酸化還元リズムを作り出す過酸化水素を消去する抗酸化物質であり、ビタミンEやセレンと同様に活性酸素から細胞を保護していた。一方、ピルビン酸はミドコンドリアを介した過酸化水素の発生にも関与していた。また、疑似赤血球の酸化還元リズム測定の再現性を得るために、疑似赤血球の作製方法と測定条件を改良した。

自由記述の分野

概日リズム

研究成果の学術的意義や社会的意義

患者の酸化還元リズムの測定により、新たな角度から疾患の病態生理を理解できる。また、酸化還元リズムの特性に疾患特異性があれば、新規診断法の確立につながる。さらに、健常人の酸化還元リズムと比較することで、特定の疾患へのかかりやすさや健康の維持・増進に関わる指標となるリズムの特性が得られる。本研究によって、酸化還元リズムの共鳴に効果的な抗酸化物質をin vitroで同定することで、過酸化水素を多く産生する患者の酸化還元リズムを強固にする新しい治療法の開発につながる。

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公開日: 2021-03-11  

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