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2017 年度 実施状況報告書

食物アレルギー児の保育所受け入れ状況等に関する実態調査および患者教育内容の研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K00949
研究機関湘北短期大学

研究代表者

林 典子  湘北短期大学, その他部局等, 専任講師 (30775870)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード食物アレルギー / 給食 / 保育所 / 患者教育
研究実績の概要

平成29年度の前半は、食物アレルギー患者を対象とした調査を行うための調査票の作成を行うための準備期間とした。まず準備の一つとして、食物アレルギーの診療、食物アレルギー患者の栄養管理、保育所での集団給食対応、食物アレルギーのヒヤリハット例などに関する書籍、文献の収集を行った。また、調査票回収後の集計、解析に必要とされるパソコン、ウィルスソフト、プリンター、統計解析ソフト(SPSS)、コード類、文具類、書棚の購入も行った。そのほか、保育所で勤務する保育士、栄養士、食物アレルギー児をもつ保護者から保育所での食物アレルギー対応に関してヒアリングを行った。
平成29年度の後半は、調査票の素案の作成に取り掛かった。調査は、独立行政法人国立病院機構相模原病院小児科に通院する食物アレルギーと診断された患者の保護者を対象にすることを検討しているため、当院のアレルギー専門医から食物アレルギーの診断に関するレクチャーを受け、調査票の内容に関して意見を求めて改善点の指摘をしていただいた。平成30年度の前半に本調査内容に関して調査票を貼付したうえで独立行政法人国立病院機構相模原病院倫理委員会に申請をし許可を得る予定である。
平成29年度は年間を通して、アレルギーに関する学会である日本アレルギー学会(6/16-18)、日本小児臨床アレルギー学会(7/21/22)、日本小児アレルギー学会(11/18-19)、食物アレルギー研究会(2/18)などの学会に参加し、食物アレルギーの最新の知識を積極的に得た。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成29年度中に独立行政法人国立病院機構相模原病院の倫理委員会から本調査研究の実施に関して許可を得る予定であったが、調査票の完成に時間がかかっており、倫理審査委員会への申請が平成30年度にずれこむこととなった。

今後の研究の推進方策

平成30年度の前半に調査票の完成を目指し、独立行政法人国立病院機構相模原病院の倫理委員会から本調査研究実施の許可を得る予定である。平成30年度後半には調査を実施し、平成31年度に解析を行い、学会発表を行えるように推進していく所存である。

次年度使用額が生じた理由

平成29年度に実施予定であったプレ調査の人件費、謝金に関して、平成30年度の支出として繰り越すことになったため次年度使用額が生じております。

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公開日: 2018-12-17  

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