中学生を対象とした「燃焼」の教材を開発した。生徒は「モデル構築の基本項目」を用いることで実験計画を記述できること、活動を繰り返すことで記述が向上することが明らかになった。また、教員志望の学生を対象とした「だ液のはたらき」の教材を実践した。学生は「モデル構築の基本項目」を用いることで、実験方法を計画する意義や指導の視点を持つことが明らかになった。 「化学変化と電池」の単元の構想と試行的な実践については、金属のイオンへのなりやすさの探究から電池の仕組みの検討に至る単元を構想し、「モデル構築の基本項目」を用いて実験計画を行う可能性が示された。
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