研究課題
本研究では、初学者がプログラミングを理解する過程を検討した。小学校においては各教科で利用が可能なプログラミングの基本的な考え方を整理し、プログラミング的な思考の基礎とコンピュータ科学の基礎を理解可能な低学年向け/中学年向け/高学年向けのドリル教材を開発し、出版を行った。中学校においては「技術・家庭」で扱われる学習内容を整理し、教科書会社から授業資料として公開した。高等学校においては「情報I」および「情報II」で扱われる学習内容を検討・整理し、文部科学省の教員研修資料に研究成果を反映させるとともに、教科書会社から授業資料として公開した。あわせて、初学者に適したプログラミング言語である「ドリトル」言語の改良を行うとともに、大学入試センターのセンター試験/共通テスト用のプログラミング言語「DNCL」について研究を進め、オンライン実行環境「どんくり」を開発し公開した。また、これらの言語とC言語、Python言語などをブラウザ上で統合的に学習可能な「Bit Arrow」を開発し公開した結果、数多くの中学校、高等学校、大学等の授業で利用された。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 5件) 図書 (5件) 備考 (4件)
情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE)
巻: Vol.5, No.1 ページ: 9,16
巻: Vol.5, No.3 ページ: 23,34
電子情報通信学会ソサイエティマガジンB*PLUS
巻: No.50 ページ: 92,99
https://es-drill.eplang.jp/
https://dolittle.eplang.jp/
https://bitarrow.eplang.jp/
https://dolittle.eplang.jp/dncl