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2019 年度 実施状況報告書

がん医療高度化に対応できる一体的な看護・基礎科学教育法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K01044
研究機関東都大学

研究代表者

勝部 憲一  東都大学, ヒューマンケア学部, 教授 (20233760)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワードがんの病態 / がんの治療 / がんに関する学生教育
研究実績の概要

2019年3月と;4月に施行した学生ボランティアに対する「がんの病態と治療」に関する理解度プレ試験に基づき、2020年2月、3月に本格的な理解度調査をおこなうことにした。具体的に「がん治療にあたる医療者とがん患者が考えること」をテーマとしたオープンセミナーの開催をコアとして、その開催前に学生におこなう意識調査と開催後の調査を比較して、学生ががん病態と治療のどのような側面に関心を向けていくのかをキーワード解析を通じて定量的な評価をおこなう予定だった。その結果を基に、2020年4月から5月にがん病態と治療に関する多肢選択型の問題で、理解度の調査をおこない、2019年のプレ試験との差が大きく出る課題の解析をおこなう預手うだった。しかしながら新型コロナウイルスのため、大学全体が20202月中旬以降2020年6月現在にいたるまで完全に閉鎖されているため、実施することができない状態が続いている。現在ネットワークを利用したバーチャルなセミナーの開催と学生調査を計画している段階であり、マイクロソフトのteams, formsを援用する方向で検討している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス流行のため、大学が2020年6月現在まで閉鎖されており、当初企画した対面でのオープンセミナーやその前後におこなう学生意識調査を実施できていない。現在ネットワークを利用したバーチャルなオープンセミナーや学生意識調査の構築を検討しており、今年度後半に実施する計画である。

今後の研究の推進方策

対面で多数の参加者を集めておこなう集会開催が困難な状況であるため、基本的にはネットワークを利用したセミナーや意識調査をおこなう計画に変更する。しかし少人数であっても対面でのインタビューをおこなう調査も今後の企画を考えると必要と考えており、情勢の変化をみながら企画をおこなう予定である。

次年度使用額が生じた理由

2020年2月に計画していた対面型のオープンセミナーや学生ボランティアを対象として意識調査が、新型コロナウイルス流行で大学全体の閉鎖のため、実施できなくなった。そのため非対面型の企画に編成しなおし、2020年度に実施する計画である

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件)

  • [雑誌論文] ロボット工学・AIの進歩と医療の将来2020

    • 著者名/発表者名
      勝部憲一
    • 雑誌名

      東都大学紀要

      巻: 8 ページ: 1-8

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] Notch signaling is involved in Fgf23 upregulation in osteocytes.2019

    • 著者名/発表者名
      Tamamura Y, Sakamoto K, Katsube KI, Yamaguchi A.
    • 雑誌名

      Biochem Biophys Res Commun

      巻: 518(2) ページ: 233-238

    • DOI

      10.1016/j.bbrc.2019.08.038.

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

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公開日: 2021-01-27  

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