研究実績の概要 |
【研究項目A】「双方向コミュニケーションのための表出手段の分類調査と代替手段・システム開発」に関して 筑波技術大学研究倫理委員会の承認(承認番号:H30-43)を受けた、発話に依存しなくて済むような聴覚障がい学生のための表出インタフェース(手法や工学的なシステム)に関するアンケート調査を実施することができた。その成果を日本特殊教育学会 第57回大会にて成果を発表することができた(吉田幹矢, 河野純大, 白澤麻弓, 三好茂樹: テイク利用時における聴覚障がい学生からの表出方法に関するアンケート調査, 日本特殊教育学会第57回大会, P14-22 (2019).)。 また、アンケートの分析結果から具体的な表出手段を2つ選定し、それらを遠隔情報保障システムに実装(ソフトウェア開発)した。この表出手段の評価実験のために、筑波技術大学研究倫理委員会による倫理審査を受け、承認を受けた(承認番号:2019-22)。2つの手法とベースとなる手法1つを加えて一対比較法を用いて実験を実施した。この成果は、情報処理学会 アクセシビリティ研究会(第12回研究会(2019-AAC-012))にて発表することができた(吉田幹矢, 河野純大, 磯田恭子, 白澤麻弓, 三好茂樹: 遠隔情報保障システム利用時における聴覚障がい学生の表出手法に関するシステムの開発と評価, 情報処理学会, 研究報告アクセシビリティ(AAC),AAC-12,pp.1-6 (2020-03-06).)。
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