研究課題/領域番号 |
17K01072
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
三好 茂樹 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (80310192)
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研究分担者 |
河野 純大 筑波技術大学, 産業技術学部, 准教授 (90352567)
白澤 麻弓 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 准教授 (00389719)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 情報保障 / 遠隔情報保障 / 双方向 / 表出 |
研究実績の概要 |
【研究項目A】「双方向コミュニケーションのための表出手段の分類調査と代替手段・システム開発」に関して 筑波技術大学研究倫理委員会の承認(承認番号:H30-43、及び、承認番号:2019-22)を得て実施した研究活動の成果をまとめ、下記の研究報告を行うことができた。 【招待講演】三好茂樹: コロナ禍におけるオンライン授業での障害学生支援の現状 -聴覚障害学生への支援の現状-, 日本音響学会2021年春季研究発表会, 講演論文集, pp1335-1336(2021年3月). 本報告は、【研究項目A】の内容に加え、コロナ禍で始まった高等教育機関でのオンラインでのライブ授業における聴覚障がい学生への情報保障や配慮、また本人たちの工夫についても触れている。 一方、【研究項目B】で扱う「①通信方法」、「②字幕提示方法」そして「③字幕作成方法」等の影響から生じるライムラグによる「双方向性コミュニケーションのリアルタイム性」を改善するための通信サーバに関する調査を始めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度は、筑波技術大学研究倫理委員会の承認(承認番号:H30-43、及び、承認番号:2019-22)を得て実施した研究活動の成果をまとめ、更にコロナ禍での聴覚障がい学生の状況も確認し、研究報告を行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
【研究項目B】で扱う「①通信方法」、「②字幕提示方法」そして「③字幕作成方法」等の影響から生じるライムラグによる「双方向性コミュニケーションのリアルタイム性」を改善するための通信サーバを具体的に選定し、その安定性や機能に関する調査を実施したい。
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次年度使用額が生じた理由 |
【研究項目A】に関する研究成果の公開のための準備が、コロナ禍で分担者や協力者とのコミュニケーション遅延が多少生じた。次年度に早期に対応したい。また、【研究項目B】の実施に必要となる機材等の購入に関しても、早期に進めたい。
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