研究課題/領域番号 |
17K01111
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
山本 光 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (00293168)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 教師教育 / ICT活用 |
研究実績の概要 |
令和元年度は、小学校の授業のうち特にプログラミング教育に関する授業を中心に調査研究を行った。従来の一斉授業と、児童がグループになって行う活動そして個人活動と1時間の授業の中で、大きく3つの場面が混在する授業形態が多く取られている。 そういった授業展開では、教員が何を見ているかが重要であり、今回の調査において、教員の教室内での立つ位置についても考慮した。 さらに、それらに関わる質問紙調査についても、継続的に実施し、小学校での教員の視点についての調査研究を進めている。 また、上記の研究結果は、夏の日本教育工学会全国大会での発表が3件、教育システム情報学会での発表が1件であった。さらに、査読付きの論文2編および査読なし論文2編を公表した。一方で、上記の研究の一環で得られた知見を、著書として3冊発行した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
期間の前半では、附属小学校での実践が行えていたが、12月以降の高学年でのプログラミング教育について、新型コロナウィルス感染対策により、すべての中止となった。 さらに、研究発表を予定していた学会が軒並み中止、またはオンライン開催となり、研究発表の場を確保することができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウィルスの状況によるが、ICTを活用した、オンラインでの調査を中心に研究活動を継続する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルス感染対策により、発表予定をしていた学会の参加旅費などの支出ができなくなったため、令和2年度は、遠隔授業用の動画編集用PCの準備や録画データの保存装置に利用する予定である。
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