教育活動の記録には教室の後ろから動画撮影をすることが多いが、教員に眼鏡型カメラを装着しその映像を記録することで教員視点の記録ができることが分かった。さらに、360度カメラを利用することで、教員と児童生徒の両方を記録し、授業の様子の再現性が高いことが分かった。 また、教室内での教育活動の効果や成果はエビデンスをもって示していく必要がある。しかし、従来の頻度論的統計分析では30から40人の少ないデータでの処理は有意な結果が得られないことが多い。本研究では、ベイズ統計を用いることで、得られた小データから母集団の分布を生成し直接確率を求めることから教育効果のや成果の比較が可能となることが明らかとなった。
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