| 研究課題/領域番号 |
17K01160
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| 研究機関 | 大阪工業大学 |
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研究代表者 |
宮脇 健三郎 大阪工業大学, 情報科学部, 准教授 (30585005)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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| キーワード | ディープラーニング / 職業訓練 / 教材情報システム |
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| 研究実績の概要 |
本研究では，モバイル仮想職業訓練システムの実現を目標とし，次の3つのサブテーマを掲げている
(1) 仮想職業訓練環境におけるユーザの行動認識方式の確立…ユーザによる仮想物体の移動や仮想的な機器の操作等の履歴から行動を認識する．
(2) ユーザの行動に対するリアルタイムな評価方式の確立…熟練者の模範行動モデルを生成し，ユーザの行動をそれと比較して，リアルタイムに評価する．
(3) モバイル仮想職業訓練システムの有効性評価
今年度はサブテーマ(2)に取り組み，熟練者の行動をデータ化する手法を検討した．これは，ごく一般的なWEBカメラと深層学習を組み合わせ，画像中から人間の関節を検出することで実現している．さらにこの方法を応用した新しいインタラクティブなメディアアートに関する研究として「ジェスチャ認識による演奏者と観客のインタラクションに基づくライブの一体感演出システム」と題し学会（インタラクション2019）で発表した．
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
先述したとおり，今年度は当初目標通りサブテーマ(2)を達成しており，研究計画は順調に推移している．
今後も計画通り進められるように注力したい．
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| 今後の研究の推進方策 |
GPUを搭載し，高速でディープニューラルネットワークによる推論が可能な組込み型のCPUボードを購入している．これと一般的なカメラを組み合わせることで，簡単な設備でも人間の行動を認識し，データ化できる可能性があるので調査したい．また，スマートホン側でも近年通常のカメラによる環境認識に関する新しいフレームワーク（ArCore）が開発されてきているのであわせて活用したいと考えている．
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