研究課題/領域番号 |
17K01163
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 大手前大学 |
研究代表者 |
石毛 弓 大手前大学, メディア・芸術学部, 教授 (50515327)
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研究分担者 |
谷川 裕稔 四国大学短期大学部, その他部局等, 教授 (00321323)
長尾 佳代子 大阪体育大学, 体育学部, 教授 (50342522)
畑 耕治郎 大手前大学, 現代社会学部, 教授 (50460986)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 学修支援 / 学習支援センター / チュータリング / チューター・トレーニング / ピアサポート |
研究成果の概要 |
本研究の主眼は「学修(習)支援に関するアンケート調査」と「ピアサポーターのトレーニング・メソッドの開発およびその教材化」である。前者では、日本の高等教育機関を対象にして、組織だった授業外学修支援をしているかどうかやその運営体制、学習支援スタッフの構成やトレーニングの有無等についてアンケート調査を行い、集計結果を公表した。後者では、学修支援におけるピアサポーターの能力を育成する目的でトレーニング・プログラムを開発した。国内外の研究および実践を参照し、とくに米国のCRLAのトレーニング・プログラムをベースにした12項目からなるオンライン教材を作成・公開した。
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自由記述の分野 |
教育工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「 学修(習)支援に関するアンケート調査」高等教育機関における学修(習)支援の状況をデータ化した点、またこれにより同分野の今後の発展や展開につながる情報を提供したという点に学術的意義があった。 「ピアサポーターのトレーニング・メソッドの開発およびその教材化」ピアサポーターには育成が必要であるが、トレーナーやトレーニング・プログラムが不足しているのが当初の状況だった。本研究は、メソッド開発という面においてチュータリング研究に寄与する。またピアサポーターによる学生の学びを向上させ、ひいては高等教育機関における学修支援の教育効果を高めるという点において社会への貢献が認められるといえる。
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