研究課題
本研究では、生活習慣病予防のために、センシング技術の活用、健診や医療職等の面会によって従来よりもきめ細かなモニタリングを通して健康状態に応じた早期介入を実現するしくみに加え、健康増進イベントや健康行動へのインセンティブ付与など健康づくりを含めた健康管理システムの確立をめざしている。そのため、本研究期間内では、現地調査等によって抽出した地域特性にもとづき、健康管理システムの目標とシステム構成要素の理解に基づいて健康管理システムを分析する。本研究の研究期間内では、(a)健康管理システムの目標の明確化、(b)健康管理システムの構成要素の明確化、(c)地域特性に基づく健康管理システムの分析を行う。2019年度は、下記を実施した。・健康管理システムのモデル化:前年度までに検討していた、特定健診・特定保健指導等に対する受診行動、健康増進イベントやポイント制度などの事業に対する参加者の行動など、地域の健康管理システムの構成要素について、事業運営プロセスなどの詳細を把握した。・データ収集に基づく分析:地域における健康増進イベントやポイント制度に関して、地域住民向けのアンケート等で得られたデータの分析を進め、成果発表を行った。また、同様の事業を行っている複数の地域における事業運営プロセスの比較を通して共通点や相違点について検討を行った。いずれも研究フィールドでの実務者との定期的な議論を通して、事業運営の現場との整合を確認しながら進めた。
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 7件、 招待講演 4件)
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