従来の管理図では,品種毎に層別するとサンプル数が減少してしまう問題に着目し,他品種のデータも活用することでサンプル数の減少による性能の低下問題を解決できる管理図を開発した.また,スクリーニング実験のために有用な過飽和計画と解析手法の組み合わせを評価し,実務で活用しやすいようにガイドラインを作成した.外食産業を対象とした研究では,クチコミデータから顧客層や業態構造の時系列変化を明らかにできる分析フレームワークを提案できた.さらに,日本ではまだ行われていない公的統計の立場から外食産業の市場規模予測方法を開発した.産業観光の先行研究は少なく,今回のサービス品質評価の研究はパイオニア的位置づけである.
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