研究課題/領域番号 |
17K01412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
西條 良仁 徳島大学, 病院, 特任助教 (40794285)
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研究分担者 |
山田 博胤 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 特任教授 (40380084)
瀬野 弘光 徳島大学, 病院, 医員 (10794026)
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研究期間 (年度) |
2021-01-01 – 2022-03-31
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キーワード | 心不全 / 心エコー / 下肢陽圧 / リスク層別化 |
研究成果の概要 |
我々の研究グループは,まず下肢陽圧負荷心エコー図検査が臨床的に有用であるかを検討するために,左室駆出率の保たれた心不全患者において下肢陽圧心エコー図検査の安全性を確認し,下肢陽圧負荷心エコー図検査を用いて前負荷増大時の血行動態的指標の変化を観察することで心不全悪化の高リスク群を検出できることを発表した。
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自由記述の分野 |
循環器内科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心不全の予後は不良であり,早期の心機能障害を検出し治療介入をおこなう必要がある.本研究を通じて,下肢陽圧負荷心エコー図検査が高い安全性を有しており,左室駆出率の保たれた患者における心不全悪化の高リスク群の検出に有用であることを示すことができた.拡張障害の早期の段階で治療介入をおこなうことで将来の心不全悪化を減らせる可能性がある.
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