研究実績の概要 |
研究代表者がオランダのエラスムス大学メディカルセンター胸部疾患センター生体医工学研究室に訪問し、vanSoest准教授と本研究内容についてディスカッションをおこなった。また東北大学西條教授、長岡助教の協力により本研究Matlabプログラムの作成を行った。臨床情報の使用のため、和歌山県立医科大学内の倫理委員会にOCT情報とNIRS-IVUSの情報を研究利用することを諮り承認を得た。作成したプログラムで和歌山県立医科大学でのOCTデータおよびNIRS-IVUSデータの情報処理 (OCT rawデータから高減衰領域のマッピング表示が可能なこと、NIRS-IVUSのrawデータが使用可能なこと、IVUSデータから位置情報、側枝情報を把握するためのマッピング表示を作成可能なこと) ができることを確認した。本研究を推進するにあたり得た情報を元に下記発表/著作を行った。
(国際学会)Kameyama T, Kubo T, Akasaka T. NIRS-IVUS guided PCI: Successful and unsuccessful cases. Optics in cardiology 2017, 2017.4, Rotterdam, The Netherlands (著作)亀山剛義, 久保隆史, 赤阪隆史. 近赤外線スペクトロスコピー. 循環器内科. 2017;81:5796-5799. 亀山剛義, 久保隆史 :新しいNIRS-IVUSとその有用性. 特集PCIにおけるIVUS/OCTの活かし方2018前編, Coronary intervention 14 (2): 63-69, 2018.
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