はじめにカフレス血圧計の精度、安定性、操作性の向上を試みた。取得データを自動的ディジタルデータとしてスマートフォンにデータを転送し、さらにクラウドで保存できるシステムが完成した。次にカフレス血圧計の精度検証を行った。JIST1115に準拠した精度検証を行い5±8mmHg以内の精度を得た。さらに長期安定性のプロトコル草案を作成した。まず、標準機器の選択は、医療機器として認証された容積脈波法の血圧計を用いること、新しい誤差算出法を提案した。 その他、標準規格の提案を行った。ISO/非侵襲血圧計部会にカフレス血圧計の国際標準を提案し、医療機器承認のための基礎データの収集を行い承認機関に相談した。
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