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2019 年度 研究成果報告書

高齢化社会における循環器疾患患者への身体機能向上のための包括的プログラムの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 17K01500
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関神戸大学

研究代表者

井澤 和大  神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (10736185)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード高齢循環器疾患患者 / 身体機能 / 包括的プログラム
研究成果の概要

我々は、高齢循環器疾患患者における入院期のリハビリテーションプログラム進行に際し、入院前の歩行能力および腎機能の低下が歩行自立度に影響を与えることを示した。また、入院前の長期介護保険制度の段階により、入院後の退院時歩行自立度は異なることも明らかにした。さらに、患者の90日以内再入院と日常生活活動との関連および再入院を予測するための日常生活活動の目安について明らかにした。

自由記述の分野

心臓リハビリテーション

研究成果の学術的意義や社会的意義

昨今、急性期病院における在院日数は、短縮傾向にある。これは今後ますます促進される可能性がある。つまり、急性期病院より入院後短期間にて、自宅退院あるいは各医療機関や介護施設に移る機会が増えてくる可能性がある。
本研究成果により、高齢循環器疾患患者の、入院前の身体機能や活動は入院後退院時の日常生活活動に少なからず影響を及ぼすことが示された。今後は、急性期や回復期病院を主体としたリハビリテーションのみならず、通所・在宅リハビリテーション、そして地域共生社会での介護を踏まえた更なるエビデンスの構築が待たれる。

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公開日: 2021-02-19  

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