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2019 年度 研究成果報告書

高次脳機能・VR・実車評価の複合による認知機能障害者の多角的運転能力評価の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K01531
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関東京工科大学

研究代表者

澤田 辰徳  東京工科大学, 医療保健学部, 准教授 (70434529)

研究分担者 藤田 佳男  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (40584206)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード自動車運転 / 認知障害 / Head Mounted Display / 実車評価
研究成果の概要

本研究では認知機能障害者のための様々な自動車運転評価ができる方法を二種類開発した。一つはヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使用し、いわゆるバーチャルリアリティを利用したハザード知覚評価である。ハザード知覚とは危険が潜んでいる箇所を認識する知覚であり、本評価ではこれを利用している。対象者はHMDを利用して実際の運転を模擬的に体験し、危険な箇所を言い当てるものである。もう一つは、実際に自動車を運転し、それを評価するものである。これらは過去の研究や教習指導員、運転を支援する作業療法士からヒアリングをした上で作成した。現在これらは論文化し、実際の運用を行なっている最中である。

自由記述の分野

作業療法

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳損傷者などの認知障害者の自動車運転の評価は、医学の領域だけでなく一般社会にも大きな問題となっている。これまでは、これら認知障害者の自動車運転において根拠に基づいた評価が存在しなかった。しかし、今回の評価の開発により、これらの対象における運転技能を把握することができる一歩となり、今後の研究を含めて安全運転を評価する一助となることが考えられた。これら罹患者の運転技能を正確に評価することは、罹患者たちの社会生活を充実するだけでなく、一般の国民の安全を確保することにもつながると考える。

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公開日: 2021-02-19  

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