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2020 年度 研究成果報告書

高齢者の運動プログラムと指導法(1分間伝わり体操と指導者養成)

研究課題

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研究課題/領域番号 17K01649
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 身体教育学
研究機関京都先端科学大学

研究代表者

吉中 康子  京都先端科学大学, 教育開発センター, 特任教授 (80166983)

研究分担者 木村 みさか  京都先端科学大学, バイオ環境学部, 客員研究員 (90150573)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード1分体操 / 介護予防 / 認知機能低下予防 / 介護予防教材開発 / 健康寿命延伸 / フレイル / サルコペニア / 居場所づくり
研究成果の概要

介護予防の地域活動実施は全国で28.3%に留まっている。そこで、サロンなどで利用できる1分体操を開発し、指導マニュアル・音楽・1分体操動画の教材を制作した。本教材により、研修1回でも、自宅で復習が可能となった。体操教室が開催されているところでは、1分体操の研修受講者である市民リーダーが新型コロナ感染拡大防止を徹底し、対面で1分体操を実施することができ、教室閉鎖期間も運動の定着につながった。また、運動記録ノートも開発し、運動定着のしくみを確立した。新型コロナ感染拡大防止により、運動介入が不可能となったため、1分体操教材をSNSで公開及び47都道府県高齢福祉課、亀岡市内高齢者施設に無料配布した。

自由記述の分野

応用健康科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

「健康寿命が延伸する社会」の問題は生活習慣としての運動の定着である。高齢者の通いの場が作られているが、運動を中心にした場は多くはない。本研究の特徴は行政とタックを組み、運動定着を支援するNPO法人元気アップAGEプロジェクトを設立し、体制を整えていることである。認知・心身機能向上をコンセプトに介護予防プログラムとしての1分体操開発は汎用性に富み、サロンなどへのプログラム提供を市民サポーターが行う仕組みとして有効である。地域の中に生きがい・役割をもって生活できるような居場所と出番づくり等、高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めたバランスのとれた実践展開のしくみは今後の介護予防モデルとなる。

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公開日: 2022-01-27  

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