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2017 年度 実施状況報告書

レジスタンストレーニング前にストレッチングは必要か?

研究課題

研究課題/領域番号 17K01679
研究機関酪農学園大学

研究代表者

山口 太一  酪農学園大学, 農食環境学群, 准教授 (40438362)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワードストレッチング / レジスタンストレーニング / 筋肥大 / 筋力 / ウォームアップ
研究実績の概要

ストレッチングは競技力向上はもとより,健康の保持増進,疾病の予防改善をねらって行われる各種トレーニング前にもトレーニング効果を高める目的で慣習的に実施されている.しかしながら,実際にはストレッチングの実施がトレーニング効果に及ぼす影響は明確ではない.本研究は筋肥大および筋力向上を目的としたレジスタンストレーニングを対象にスタティックストレッチングおよびダイナミックストレッチングの実施がトレーニング効果に及ぼす影響を明らかにすることを目的に研究を計画した.平成29年度は筋肥大のレジスタンストレーニング前における一般的な伸張時間のスタティックストレッチング実施が筋肥大効果に及ぼす影響について明らかにするための研究を計画した.しかしながら,申請時予算よりも交付助成金額が減額されたことで,筋肥大の評価に用いる超音波診断装置の購入にしか直接経費が使途できなかった.また,学内の個人研究費も僅少であったため,研究協力者謝礼金予算を捻出することができなかった.加えて,筋肥大の評価のための超音波画像診断法の確立のために時間を要した.これらのことから当初の研究実施計画通りには研究が遂行できておらず,研究の実績としては,筋肥大の評価法が確立され,平成30年度に研究遂行可能となったことである.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

申請時予算よりも交付助成金額が減額されたことで,筋肥大の評価に用いる超音波診断装置の購入にしか直接経費が使途できなかった.また,学内の個人研究費も僅少であったため,研究協力者謝礼金予算を捻出することができなかった.加えて,筋肥大の評価のための超音波画像診断法の確立のために時間を要した.これらのことから当初の研究実施計画通りには研究が遂行できていないため,進捗状況は遅れていると判断せざるを得ない.

今後の研究の推進方策

平成30年度は平成29年度および平成30年度に遂行予定であった研究双方を実施する予定である.研究遂行に必要な予算の確保ならびに研究方法の確立がなされていることから,予定通り遂行できると考えている.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Warm-up exercises may not be so important for enhancing submaximal running performance2018

    • 著者名/発表者名
      Kazuki Takizawa, Taichi Yamaguchi, Keisuke Shibata
    • 雑誌名

      Journal of Strength and Conditioning Research

      巻: 32 ページ: 1383-1390

    • DOI

      10.1519/JSC.0000000000001970

    • 査読あり
  • [学会発表] 持久走パフォーマンス改善のためのダイナミックストレッチングを含んだより良いウォームアッププロトコル2017

    • 著者名/発表者名
      山口太一,瀧澤一騎,柴田啓介,苫米地伸泰,寒川美奈,山中正紀,東郷将成,保科圭汰,佐藤未来
    • 学会等名
      第6回日本トレーニング指導学会大会
  • [学会発表] 走運動ウォームアップ後のダイナミックストレッチング実施による持久走パフォーマンス改善はストレッチング後の休息時間が鍵となる2017

    • 著者名/発表者名
      山口太一,瀧澤一騎,寒川美奈,山中正紀,柴田啓介,苫米地伸泰,東郷将成,保科圭汰,佐藤未来
    • 学会等名
      第72回日本体力医学会大会
  • [図書] もっとなっとく 使えるスポーツサイエンス(征矢 英昭、本山 貢、石井 好二郎編)2017

    • 著者名/発表者名
      山口太一
    • 総ページ数
      208
    • 出版者
      講談社
    • ISBN
      978-4062806640

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公開日: 2018-12-17  

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