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2018 年度 実施状況報告書

インクルーシブ体育を実践できる教員養成モデルカリキュラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K01684
研究機関順天堂大学

研究代表者

長登 健  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (10721128)

研究分担者 渡邉 貴裕  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (00621731)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードインクルーシブ体育 / 教員養成
研究実績の概要

教職課程再課程認定申請(モデルカリキュラムの開発)に向けて、申請者及び分担者の所属する順天堂大学内の教職委員会メンバーにて意見交換を行い、モデルカリキュラムの検討を行うとともに、教職課程(中・高保健体育)科目担当教員連絡会を開催し意見交換を行った。また、「教職概論」「学校保健学」「教育心理学」等の教職に関する科目に障害理解や特別支援教育に関連する学習内容を位置付け、シラバスに記載し、学生に学修させた。さらに、「バスケットボール」、「バレーボール」、「サッカー」の実技科目において、試行的に各一コマ分の授業でインクルーシブ体育授業を設定し、実践を行った。
学部近隣7市町教育委員会から指導課指導主事等の参加を得て、近隣市町教育委員会との意見交換会を開催し、本学部教職課程再課程認定申請(中・高保健体育)について説明するとともに、平成29年度実施した「教師に求められる知識・技能と大学時代に学んでおくべき知識・技能」及び「学生教育:学生の学びの検証」に関する調査結果を報告し、意見交換を行った。また、平成30年度千葉県印旛地区教育委員会連絡協議会(9市町教育委員会教育長、教育委員等37名)においても同様の報告を行うとともに、意見交換を行った。
インクルーシブ体育のみでなく、広く障害者スポーツに係る国際的な研究動向を調査するため、2018 ECSS congress(ヨーロッパスポーツ科学者会議)に参加し、研究遂行に係る情報収集及び意見交換を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

学習指導要領改訂に合わせ実施した教職課程再課程認定申請の認可予定は平成30年度末となったため、保健体育科教員養成大学の教職課程の実態調査は次年度に実施することとした。

今後の研究の推進方策

学校・教育現場におけるインクルーシブ体育実践の現状把握による分析をさらに深化させるとともに、保健体育科教員養成大学の教職課程の実態調査と分析を遂行し、これまで検討を重ねてきたモデルカリキュラムの検討・開発に反映させていくこととしている。

次年度使用額が生じた理由

先方との調整が不調に終わったため、平成30年度に計画していた海外に赴いての資料収集・視察について、令和元年度に実施することとした。また、学習指導要領改訂に合わせ実施した教職課程再課程認定申請の認可予定は平成30年度末となったため、保健体育科教員養成大学の教職課程の実態調査は令和元年度に実施することとした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 私立大学における特別支援教育教員養成の現状と課題Ⅱ2018

    • 著者名/発表者名
      渡邉貴裕
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第56回大会
  • [学会発表] 順天堂大学におけるパラスポーツ推進に向けた指導者養成の取り組み2018

    • 著者名/発表者名
      渡邉貴裕
    • 学会等名
      第62回順天堂スポーツ医学研究会

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公開日: 2019-12-27  

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