研究課題/領域番号 |
17K01687
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
北林 保 東京理科大学, 教養教育研究院神楽坂キャンパス教養部, 教授 (30381693)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 各方向別連続ジャンプテスト / 競技特性 / 総合評価 |
研究実績の概要 |
2020年度の検討課題は「有効な瞬発力及び調整力テスト(各方向別連続ジャンプテスト)の検証・提案」であった。 概要として、2017年度、2018年度、2019年度で得られた結果を参考に、実際の競技選手の動作分析を行い、有効となる指標の検証・提案をすることであった。 これまで、「有効な瞬発力及び調整力テスト(各方向別連続ジャンプテスト)」を提案するため、運動部に所属していない大学生と競技歴5年以上の大学生を対象に、Kinect2(Microsoft社)を用い、3Dデータから得られた連続方向別ジャンプ(上上・上前・上後)を測定し、テストの信頼性及び妥当性を検証し、両者ともに高いことを確認し、そのテストの有効性を提案した。また、ジャンプ動作中のアライメント評価を定量化することで、有効となる指標の検証も行った。更に、競技特性をより明確に評価するため、調整発揮(主観的相対発揮)についても検証し、正確な調整能力及び競技特性の評価が可能であることも確認した。 2020年度は、「主観的相対発揮」を詳細に検証し、これら研究成果を国内学会で報告を行った。 ただし、2020度はコロナ禍により十分な研究活動が行えず、連携業者との総合評価システムのハード面、ソフト面の検討も行えなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2020度はコロナ禍により十分な研究活動が行えず、連携業者との総合評価システムのハード面、ソフト面の検討も行えなかった。 期間延長を行ったことで課題を適切に処理し、最終年度として、研究成果を公表できるよう準備を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度であるため、これまでの研究成果を整理し、有効なテストとしての臨界値、動作規程等の測定条件を再確認・整理し、測定方法の統一化するとともに、ハード面、ソフト面の再検証も行う。有効なテスト方法として、可能な限り追加実験等も行うことで、更に有効なテストとしての実証も行っていく予定である
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次年度使用額が生じた理由 |
2020年度はコロナ禍の影響で、実験等も十分に行えなかったことから、物品購入も行っておらず、また、研究成果を発表する予定だった海外及び国内での学会も中止になり、研究活動が停滞したためである。 2021年度は、これまで得られた結果をもとに、測定システムの見直しや再構築も検討課題としており、測定システムに必要な備品や消耗品を更に購入し、システムの改善を進めながら、研究を遂行し、更に研究成果を学会誌に公表していく予定である。
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