• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

月経異常が女性アスリートの運動時内分泌応答およびトレーナビリティに及ぼす影響

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 17K01691
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関日本体育大学

研究代表者

須永 美歌子  日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (70534064)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード無月経 / IGF-1 / コルチゾール / レジスタンス運動 / 最大酸素摂取量 / 持久性運動
研究成果の概要

正常月経および月経異常の女性アスリートを対象として,持久性最大運動時およびレジスタンス運動時の内分泌応答を観察した.その結果,月経異常の女性アスリートは,持久性最大運動時において運動前,運動直後および運動30分後のIGF-1濃度が正常月経群に比べて有意に低い値を示した(p<0.05).IGF-1は筋タンパク合成や骨形成に関与することから,月経異常が長期間続いた場合にはトレーナビリティに影響を与える可能性が示唆された.

自由記述の分野

運動生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

正常月経および月経異常の女性アスリートの運動時生理反応・トレーニング反応を比較することによって,月経異常がスポーツパフォーマンスに与える影響が明らかになる.本研究によって月経異常がトレーナビリティおよびスポーツパフォーマンスの低下を引き起こすことが明らかになれば,アスリートや指導者に月経異常の予防・改善の重要性を示すことが可能となる.本研究で得られた知見は,女性アスリートの健康管理,ひいては競技力向上に役立つものと期待される.

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi