研究課題/領域番号 |
17K01732
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 東京国際大学 |
研究代表者 |
上代 圭子 東京国際大学, 人間社会学部, 准教授 (00569345)
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研究分担者 |
塩尻 和子 東京国際大学, 国際交流研究所, 教授 (40312780)
秋吉 遼子 東海大学, 体育学部, 講師 (60738813)
野川 春夫 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 客員教授 (70208312)
東明 有美 関東学園大学, 経済学部, 准教授 (90796468)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | ムスリマ / スポーツライフスタイル / スポーツニーズ / 海外在住経験 / 不易流行 |
研究成果の概要 |
ムスリマは、イスラム教の元、スポーツ参加の際には制約がある。だが、ボーダレス時代を迎え中長期間の日本滞在も増える中、ムスリマのスポーツライフスタイルに関する実証研究がほぼ皆無である。そこで、非イスラム圏に中長期的に生活するムスリマのスポーツライフスタイルとスポーツニーズの情報を収集した。 ムスリマはスポーツ自体に興味がなくやらないが、宗教上の理由が影響していると考えられる。そのため1人または家族と自宅で行うことが多いが、女性専用の施設や設備を望んでいる。また、滞在年数が長くなるとスポーツで困らなくなるが、言葉を話せるようになるからだと考えられる。だが滞在年数に関係なく、お祈りの場所を望んでいる。
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自由記述の分野 |
スポーツ社会学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ムスリマとスポーツに関しては西洋的視点に立った研究が多く、ムスリマの視点からのアプローチは皆無と言っても過言ではない。特に、ボーダレス時代を迎え国外への移動が自由になり、ビジネスや留学などで中長期間日本に滞在するムスリマも増える中、ムスリマのスポーツライフスタイルに関する実証研究がほぼ皆無である。 そのような状況において、本研究はムスリマの視点に立った実証研究であることから、今後も多くのムスリマが中長期的に日本に滞在すると共に、世界的スポーツイベントが開催される中で、ムスリマのスポーツライフスタイルやスポーツニーズを明らかにし、スポーツ政策・ビジネスの基礎資料を提供す点に本研究の意義を見出せる。
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