• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 実施状況報告書

ウェアラブルデバイスを用いた身体活動量評価のための酸素摂取動態に基づく代謝推定法

研究課題

研究課題/領域番号 17K01774
研究機関一関工業高等専門学校

研究代表者

鈴木 明宏  一関工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (60500428)

研究分担者 古川 順光  首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (50299799)
石井 賢治  公益財団法人大原記念労働科学研究所, 研究部, 研究員 (70422079)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワードエネルギー消費量 / 日常生活活動 / 呼気ガス計測装置
研究実績の概要

身体活動量を把握することは健康管理,食事管理,運動能力を評価するうえで重要である.近年,手首や腰部に身に着けることで身体活動量が推定できるウェアラブルデバイスが普及しているが,エネルギー消費量が過小評価されることが報告されている.これは,運動後の過剰酸素消費に相当する代謝量が考慮されていないことが要因の一つと考えられる.そこで本研究では運動時後の酸素消費量動態を考慮した代謝量推定のモデル化を行い,歩行/走行実験によって推定式を確立しフィールド試験によって検証する.前年度,男性被験者において,階段下り,スロープ下り歩行の代謝推定式の比例誤差が大きかったため,モデルを見直し再解析を行った.その結果,スロープについては比例誤差がなく良好な結果が得られたが,階段下りについては比例誤差が存在した.また,女性被験者において,平地,スロープ上り,平地走行の実験を行い,代謝推定式を算出した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

男性,女性の代謝推定式は算出できたが,呼気ガス時定数推定法について遅れている.

今後の研究の推進方策

呼気ガス時定数推定を行う.
実証試験を行い,日常生活行動において推定式の妥当性を検証する.

次年度使用額が生じた理由

代謝推定実験において.携帯型呼気ガス計測装置の不良のため,据え置き式呼気ガス計測装置を用いた.そのため,階段移動の実験ができなかったためである.
次年度予定している.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 短時間歩行におけるエネルギー消費量の推定法2018

    • 著者名/発表者名
      菊地文耶,鈴木 明宏
    • 学会等名
      日本機械学会

URL: 

公開日: 2019-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi