本研究では健康管理支援システムの基礎開発を行い、(1)交感/副交感神経系活動の指標とされる従来の解析法を発展させ、ストレスとリラックスのバランス状態を表示できる新しい散布図を考案した。さらに睡眠時に着目し、非拘束生体計測データを取得・収集するセンサシステムを実現、起床後の睡眠満足度アンケート結果とあわせたデータ解析から睡眠を評価する手法を考案した。また、小型センサシステム実現に向け、超低消費電力回路設計を適用した。(2)非接触のセンサシステムを用いて生体データを取得し、データ解析により睡眠状態を予測し睡眠満足度との関連性を評価する手法を考案した。
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