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2020 年度 研究成果報告書

介護専門職の包括的ストレスマネジメント教育プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 17K01786
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

稲谷 ふみ枝  鹿児島大学, 法文教育学域臨床心理学系, 教授 (00343723)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード認知症介護 / メンタルヘルス / バーンアウト / ストレスマネジメント教育 / 共感性 / 役割取得 / QOL
研究成果の概要

介護専門職のストレスマネジメント教育プログラムを開発することを目的として、認知症介護を困難にしているBPSDの対応に資する共感性やコミュニケーションスキルという介護の質を向上させる機能と、長期介護の対人援助職で起こる「共感疲労」を予防するストレスマネジメント機能の両方に焦点をあて包括的にプログラムを構成した。
650名を対象とした量的研究で、介護専門職の介護ストレスとバーンアウトに共感性、コミュニケーションスキルの習得が及ぼす影響を明らかし、介護ストレスマネジメント教育プログラムを開発し、介護職49名を対象に統制介入研究を実施し、介入効果を実証した。

自由記述の分野

健康心理学 臨床心理学 高齢者心理学 福祉心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

超高齢化による認知症高齢者増加の中、介護職労働者の離職率は高い水準にある。介護職の離職を減らし、質の高いサービスを提供するかが課題である。介護労働者のストレスとバーンアウトを予防軽減し、介護の質を高める研修教育の必要性が強く求められているが、本研究は、メンタルヘルスとストレス支援教育に関する要因分析と認知症介護に携わる専門職のメンタルヘルスとウェルビーイングの向上に寄与する包括的なストレスマネジメント教育プログラムの開発を行った。本知見は認知症ケアでBPSD対応等に苦慮する現場において、エビデンスに基づいた介護職支援の方向性を示す一助となると考えられる。

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公開日: 2022-01-27  

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