研究課題
基盤研究(C)
生体内の日常的な生理・代謝機能の発現に付随して観測される励起を引き起こす光は、自発性粒子の放出である極めて微弱な発光で、生命の営みの中で恒常的に起こる現象である。本研究では、ヒトの生体エネルギーについて励起を引き起こす光より測定し、生体に発生する疲労やストレスの程度を生体エネルギーから評価するための基礎的研究を行う。
栄養学および健康科学関連
バイオフォトン(励起を引き起こす光)という新しい生体を用いた物理学的評価方法は、従来の生体情報評価結果との間に有意な相関関係が認められたことより、バイオフォトンを総合的に活かして健康分野、医療分野で生体内のエネルギー変化をホールボディとして捉えることが出来る新規の測定方法としての有用性が示唆された。健康維持・増進、疾病予防といった多様化、個別化する健康管理での新しい指標としての可能性を有していると考えられる。