研究課題/領域番号 |
17K01802
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研究機関 | 常葉大学 |
研究代表者 |
鈴木 伸治 常葉大学, 保健医療学部, 教授 (50393153)
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研究分担者 |
寺田 恭子 桜花学園大学, 保育学部, 教授 (20236996)
里中 綾子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 特任准教授 (80632497)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 障害者 / 介護者 / 健康 / 身体活動 / 国際協力 |
研究実績の概要 |
2020年度は駿東田方圏域重症心身障害児者ネットワーク主催(社会福祉法人輝望会協賛,韮山わかばの会協力)で3月8日開催予定であった第2回車いすダンス体験会ーおどって・笑って・健康にー車いすダンス講習会が新型コロナウイルス感染症で開催中止となった.現時点でも対面での車いすダンス講習会は未だに開催に漕ぎつけていない.これに打つ対策を練るため2020年6月9および6月18日にオンラインで,12月8日および2021年1月19日に対面で研究ミーティングを開催し,2021年に特別支援学校の体育館などを利用し,参加者を限定した上でオンラインで開催しようとプランニングしている段階である. 一方,家庭における主たる介護者の体力調査の縦断的調査はほぼ順調に実施できた.これまで2回目および3回目のフォローアップ調査を受けた人は夫々65名および4名であった.2回目および3回目のフォローアップ調査では家庭における主たる介護者の腰痛歴についても聞き取り調査を行った.2回目のフォローアップ調査における腰痛歴の結果では腰痛なしが21名,介護と関連がある腰痛が25名,介護と直接関連がない腰痛が19名であった.この腰痛歴のデータは今後文献的調査により先行研究と比較検討する予定である. 最終年度であり主な研究の成果物としては第75回日本体力医学会大会(オンライン)で演題として「日本とタイにおける重度脳性麻痺者と主たる介護者への運動介入」を電子ポスター発表した.また家庭における主たる介護者の握力についての横断的研究は原著として「Grip strength of family caregivers of people with severe cerebral palsy rated to GMFC level V」がGazzetta Medica Italianaに掲載されることが決定した.
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