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2020 年度 研究成果報告書

家族単位を基盤とした最重度身体障がい者の運動介入モデル化と国際的アプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 17K01802
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関常葉大学

研究代表者

鈴木 伸治  常葉大学, 保健医療学部, 教授 (50393153)

研究分担者 寺田 恭子  桜花学園大学, 保育学部, 教授 (20236996)
里中 綾子  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 特任准教授 (80632497)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワード脳性麻痺 / リハビリテーション / 身体活動 / 全身持久力 / 国際協力
研究成果の概要

本研究の目的はわが国およびアジア地域において在宅の重度身体障がい者(障がい者)と家庭における主たる介護者(介護者)が共に健康および体力の維持をめざすプログラムを開発することであった.わが国では障がい者は平日の日中は通所施設で過ごし,介護者は自由に過ごしていた.一方,タイにおいて車椅子ダンス講習会を受講した14組の障がい者はほとんど毎日家庭で生活していた.6組の家族は講習会後も家庭で車椅子ダンスを継続していた.わが国では障害者の健康は身体活動を通して施設で維持することが可能と考える.一方,タイでは定期的な車椅子ダンス講習会などを通して,家庭での継続を促していくことが有効であると考える.

自由記述の分野

整形外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的意義:先行研究では家族が中途障害者になると主たる介護者の自由時間が減少するため握力は維持される一方,持久力が低下する報告があった.本研究でも主たる介護者の加齢による握力の低下は認められなかったが,外出が減少することはなく,持久力は維持されている可能性が高い.社会的意義:わが国では医療福祉的社会資源の有効活用によって在宅重度身体障害者と主たる介護者の健康および体力維持のための効果的なプログラム作成が可能であることが示された.一方,医療福祉的社会資源の乏しいアジア地域においては国際協力を通して在宅重度身体障害者と主たる介護者の健康および体力維持のための効果的なプログラム作成が可能である.

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公開日: 2022-01-27  

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